2023/09/21 22:03

こんばんは☆りんです。
昨日は故郷青森が舞台となった漆の物語「バカ塗りの娘」を観に行ってきました!
津軽塗は他の漆器に比べ工程が多くじっくり時間を掛けて制作されています。
バカが付くほど丁寧に、何度も漆を塗っては研ぐを繰り返し堅牢で艶のある美しい漆器、それが津軽塗です。
映画のストーリーは想像とは少し違っていましたが、久しぶりの津軽弁、薄暗い家の中、寡黙な父、自分の表現がへたくそな主人公などなど青森のそれが良くも悪くもそのままで、昔を思い出しました。
津軽塗を題材に映画が作られ、遠く沖縄の地で鑑賞することが出来たことに感激です。
職人さん監修のもと、主役のお二人が漆を塗る姿、とっても良かったな~。
映画にある通り今現実に漆で生計を立てる事は本当に難しいけれど、それでも丹精込めて作った津軽塗は艶やかでため息が出るほどに美しく、漆職人の背中を押してくれる良い作品でした。

青森県民、漆職人はもちろん、様々な伝統工芸に携わる方に見て頂きたい映画です。
木野花さんの津軽弁が最高!是非ご堪能下さい。
それではまた